城戸南蔵院前駅より国道を博多方面に少し下ると「豊栄館」の敷地内に『第71番城戸千手観音堂』がある。
以前は南蔵院の七福神トンネルを出たところにあった。遍路宿経営していたが平成18年(2006)に車が止めやすい現在地に移転とともに食事処に切り替えた。
堂内は本尊千手観音が祀られる。その前には白木の手形や足型が積まれ、それに住所・氏名・年齢を記入し、悪い所や痛い所に印を付けその平癒を祈願して奉納する。観音様は手や足のトラブルに霊験があるされ手足観音と言われるようになった。
以前のお堂は珍しい扇形造りの小堂で現在も建っている。