南蔵院釈迦涅槃像の前に『第60番神変寺』がある。
堂内は本尊大日如来、不動明王、弘法大師、役行者が祀られる。もともと八木山峠の中腹にあり、奥の院に次ぐ難所でもあったが、のち郷ノ原の川沿いに移転、昭和59年(1984)に南蔵院の別院・神変寺として現地に移転。南蔵院の納骨堂や釈迦涅槃像の建立に伴い現在の配置となった。
寺名の由来は役行者の諡「神変大菩薩」に由来する。
お堂左には、鯖大師、漁霊観音、寺務所があり前の池付近には南蔵院先代の像が建立されている。
周囲はブロンズ像としては世界一の大仏釈迦涅槃像の参拝者で賑わっている。